金融機関から、
何年も前の借金の
督促状が届いた。
すぐに払おうとして
いませんか?
ちょっと待ってください
その借金、
もう時効かもしれません。
払う必要が
ないかもしれないのです。
消滅時効という制度
借金には時効があります。
通常、5年から10年で
時効が成立。
時効が成立していれば、
もう払わなくていいのです。
でも、自動ではありません
時効は自動的には
成立しません。
「時効援用」という
手続きが必要です。
この手続きをしないと、
時効にならないのです。
払ってしまったQさん
10年前の借金、
150万円の督促が来た。
「払わないと」と思い、
すぐに30万円を支払った。
後で弁護士に相談したら、
「時効だったのに…」
払った30万円は
戻ってきません。
しかも、払ったことで
時効が中断。
残りの120万円も
払う義務が復活しました。
相談したRさん
15年前の借金、
200万円の督促が来た。
払う前に弁護士に相談。
「時効です」
弁護士が時効援用の
手続きを代理。
一円も払わずに
解決しました。
時効援用の手続き
金融機関に対して、
「この借金は時効です」と
正式に通知します。
これで時効が成立し、
支払義務が消滅します。
でも、書き方を間違えると
時効が認められないことも。
だから、弁護士に
任せるのが安全です。
絶対にやってはいけないこと
督促が来ても、
・すぐに払わない
・分割の相談をしない
・「払います」と言わない
これらをすると、
時効が中断したり、
時効の主張ができなく
なったりします。
まず確認を
督促状が来たら、
まず弁護士に相談を。
・いつの借金か
・最後に払ったのはいつか
・時効になっているか
これを確認してから
判断してください。
払わなくていい借金がある
時効が成立していれば、
あなたには払う義務が
ありません。
でも、それを知らずに
払ってしまう人が
本当に多いのです。
督促状が来たら、
払う前に必ず相談を。
5分の相談が、
何十万円、何百万円を
守ります。