机の上に、新しい本が届きました。
交通事故の過失割合の本。
改訂版です。
分厚い。字も小さい。
正直に言うと、少しうんざりします。
前の版に、付箋をたくさん貼ったので。
それでも、買い替えます。
理由があります。
過失割合は、条文に書いてありません。
事故の型ごとに、基準がある。
裁判例の積み重ねで作られています。
その積み重ねが、更新される。
修正要素も、細かく動きます。
幹線道路かどうか。
住宅街か。
一時停止があったか。
高齢者か、子どもか。
数パーセントが、動きます。
賠償額が1000万円なら、
10パーセントで100万円です。
保険会社の担当者は、
この基準を毎日見ています。
こちらが古い版で話せば、
その差は、埋まりません。
だから、読みます。
休みの日に、少しずつ。
楽しいかと聞かれると、困ります。
ただ、提示された割合に
「それは違います」と言えるのは、
調べた人だけです。
自転車や歩行者の事故も、
基準が細かくなってきました。
効くのは、割合に納得できない方。
過失ゼロだと思っている方。
以前の事故と比べている方。
順番は、
1,提示の根拠を文書でもらう。
2,事故の型を特定する。
3,映像が残っているか確かめる。
数字は、交渉で動きます。
動かすのは、根拠です。
その割合、
いつの基準で出ていますか。
あなたはどうしますか。